5-2-③ 都会と地方

どこに住んでいても
医療的ケア児が
平等にサービスを受けられる未来
をめざしたい

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コンビニエンスストアよりも調剤薬局の方が多いと言われている時代です。そのため「薬剤師は不足していない」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?

しかし、地域によってはその実感は大きく異なります。今回はその現状について、地方にお住まいの医療的ケア児を育てる患者家族に伺いました。

Q 都会と地方で受けることのできる
在宅医療は異なりますか?

地方である私の住む地域では薬剤師が不足しており、訪問サービス*1は利用できていないです。

もし利用できれば、薬剤師の専門的な視点で服薬状況や保管方法を確認してもらえたり、家族の心身の負担に気づいてもらえたりと、看護師とはまた違った形でのサポートが期待できるかもしれないと感じます。

医療的ケア児のご家族の中には、充実した支援を求めて都市部に転居したという話も聞いたことがあります。また病気の発見が遅れたことについて、もっと大きな病院がある都市部だったらという思いは正直ありました。

しかし、住み慣れたこの地域で、どこに住んでいても同じように支援が受けられる社会を目指したいです。

📝 まとめ

地方では病院、薬局問わず薬剤師が不足しているのが現状です。厚生労働省の調査*2では、人口密度の低い都道府県ほど薬剤師不足が生じている地域が多くなる傾向があり、人口密度が低い地方部で薬剤師の地域偏在が生じていると分析しています。

これらを踏まえ、薬剤師を地方へ派遣または地方の薬剤師の母数を増やすことが理想ではありますが難しい現状もあります。

しかし、都市部にいながら薬剤師不足地域へできることは何かを考え行動することは、社会を変える大きな一歩であると思います。まずは地方の具体的な現状を知ることから始めてみませんか?

  • *1 訪問サービス: 薬剤師が患者さん宅を訪問し、薬の使用状況・効果・副作用などを確認すること。患者さんの症状や生活状況に合ったお薬を使用し、治療効果を高めることを目的としている。(日本調剤薬局HPより)
  • *2 調査出典: 厚生労働省 薬剤師確保のための調査・検討事項報告書
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